久しぶりの投稿

家族ってなんだろう…

なんてベタな事、考えて、悩んでます。

 

私達夫婦は食の好みがバラバラで、

今までは私が夫に合わせてきた。

 

ところが、私が高血圧症であると診断され、食事療法を行い始めたため、

半年前くらいから食事のメニューが違っている。

 

その上、最近ちょっと色々あって、顔を合わせたくないので、 

食べる物が違うという丁度いい口実もあって、、

先に夫の食事をテーブルに並べ、

夫が食べている間に自分の食事を作る!

という時間差作戦により、

夫との同席を免れている。

 

これまで長い間、

食事を2種メニュー作るのは面倒くさいと思ってきたが、

やってみると、

テレビを観ながら、

美味しいと言ってくれる訳でもなく、

ただ黙々と、あっという間に食べ終わる姿を見ながら、

料理にかけた手間や時間を思うと虚しい気持ちになりながら、

私自身も箸を進めていた頃に比べて、

精神衛生上、今の個食の方がずっといい。

 

心の中で、

ペットに餌をあげてる飼い主を演じてしまえば、

今まで感じていたモヤモヤした気持ちが晴れた気がした。

 

母を想う②

昨日の台風はこれまでにない被害を残していった。

 

台風の風が吹き荒れる最中、

台風直撃の予報が流れると、途端何故か興奮気味になり、テレビの天気予報に釘付けになっていた父の姿を思い出した。

 

非日常な出来事に興奮する父であった。

 

一夜明け、千葉では広域に停電の被害が出ているという。

千葉には母の弟、私にとっての叔父の自宅があり、調べてみると被害地域になっていた。

停電しているなら電話はかからないかも……

と思いながらも家電に電話をしてみた。

いつも最初に電話に出るのは叔母であるが、今日は叔父が最初に応答した。

母に会えない私にとって、自分の夫、息子以外の親族に接触するのは2年ぶりとなる。

叔父の声を聞いた途端、涙が溢れた。

叔父に被害がなかった事への安堵以上に、

血縁者への愛着が溢れ出たのであろう。

 

父の他界から4年が過ぎ、

そろそろ心の整理が出来たと思っていたのに……

 

血縁者への愛着は、

心の叫びなのか。

 

母に逢いたい。

 

母を想う

父の他界をきっかけに、

私に家族が、

いなくなった。

父を失った事は事実だが、

母をも……失ってしまうとは……

父を失った悲しみに打ちひしがれていた私は想像もしなかった。

 

今、私は実の母に会えない……

正確に言えば、自由に会う権利を与えて貰っていない。

実の母と娘なのに何故??

と思い悩みはするけれど、

社会的弱者な私には打つ手がないのが現状だ。

 

それでも。

母と同じ年頃の女性をお見かけすると、

母を想い涙ぐむ。

母を想い、目の前のその女性が心配になる。

 

私は何歳になっても母にとっては娘。

身体の弱い母は、それでもいつも私の力になろうとしてくれていた。

"いつでも手伝いにいくから"と……。

 

こんな日が来るとは思わなかった私は、

"いいよ、いいよ。

来てもらっても、体調悪くなるだけでしょ?"

と……返答していた。

 

手伝ってもらう、もらわないは別として、

"ありがとう"

って言えば良かった。

 

今日、yahooで

脳科学者の母が、認知症になる』の筆者で脳科学者の恩蔵絢子さんの記事を読んで母を想った。

 

以下yahooの記事より

"そして「何かやらなくては」と思うのでしょう。母は、居間に畳んであった自分の洋服をわざわざ崩して、畳み直しはじめます。行動だけをみると無駄な行動です。でも、もともと母は、人のためにいつも動きまわっている人でした。

そう考えると、こういった行動に母らしさが見えたんです。「母は私を助けようとしてくれているんだな」と。畳んだ服を崩してたたみ直すのは、自分で物事に参加している、物事に整理をつけているというしるしなのだと思います。自尊心を保つ上でも、母にとって服を畳むのは大事な仕事だと思えました。"

"https://nakamaaru.asahi.com/article/12433013

 

母は私を助けようとしてくれていたのです。

ごめんなさい。

意地っ張りな娘で……。

 

私の母も。

4年前に認知症と診断されました。

父を想う…

最近……
亡き父を想う時が多くある……

4年前に、
突然、誰にも別れを告げず、
告げる事ができず……

その時が訪れてしまった。

父と別れの時を共有できなかった私は悲しみと後悔で苦しみ続けているけれど、
その時を、たった1人で迎えた父は、
どんなに心細く、不安で哀しかったことか……

その時の父の心情を思うと……

父の他界直後は、
自己防衛本能からか、
なるべく、その瞬間の事は考えないようにしていた……

 

4年経った今……
父を想う気持ちがより強くなっている……

父は今、私の側にいるに違いない……
見守られている、
導いてもらっている、
そんな風に感じる瞬間が、1日に何度もある。

会えればいいのに……
見えればいいのに……

ありがとうって伝えたい。
ごめんねって伝えたい。

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怒られていても、

私が涙ぐみだすと、

"どうして泣くんや。泣く事ないやんか。"

と慌てだした父。

娘の涙は苦手だった父。

 

ごめんね。

今日は何故か貴方を想って涙がとまりません。

今日はいいよね。

明日からまた頑張るから。

 

 

yahooブログからお引越し

yahooブログが閉鎖されるとの事で、はてなブログにお引越ししてきました。

 

読み返してみると……

4年前に他界した父とのやり取り、

今は会う事が叶わない母へのメッセージ、

この春独り立ちしていった長男との格闘の日々、

10年間、ポツリポツリと呟いた私の苦悩、

現実逃避するかの様に、お気に入りアイドルにのめり込んだ日々、

…などが書き込まれており、無かった事にすることは出来なかった。

 

それらはすべて想い出として鍵をかけ、

新しくこちらのアカウントに、

10年後の私を綴っていこうと思います。